型枠とは?










とある現場流れ


まだ柔らかいコンクリートを 打ち込むための枠を造る 

技術者を型枠大工と呼びます。
ビル建設、マンション建設では

鉄筋や鉄骨でつくった建物の骨組みの周りをパネル板でおおって、

そこにコンクリートを流し込みますが その板を建て込む仕事。

図面を見て建物の形、角度に合わせて板を組み 

パイプや金具で固定していきます

道路や橋、トンネル、全ての建築物の基礎などコンクリー

トを使う現場では必ず必要な仕事なので 

活躍の場所はたくさんあります

型枠大工は、伝統的な精密大工技術と最新の機械技術


も兼ね備えます

建物が出来上がって行く流れ(型枠作業の一般的な流れ)

1・図面から拾い出しをし、型枠の加工帳を作成します。

手書き、CAD等を使用します(職人さんから要望があれば当社にて随時
5分からでも勉強会があります)

パソコンで拾い出し こんな感じ 加工帳

2・加工帳を元に加工していきます

   まずは製材機で1mm単位でベニヤを切っていきます
   次ぎに切断機で骨となる木材を長さで切断していきます

   それらを釘で組み立ててパネル化していきます

   ココまでの作業を加工場で行います

 
製材中 加工中
パネル化したもの

3・現場にて墨出し
 
1mm単位で型枠を建てる墨を出していきます
4・いよいよ型枠(パネル)を使います

墨に合わせてパネルを釘で連結していきます

この時のパネルの水平、垂直が1mm単位で調整し

これが悪いと建物全体に影響が出ます

型枠大工の醍醐味と言ったところですね